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  • 女性のための鍼灸院かのん

大寒の時期の過ごし方

今日から「大寒」の季節に入ります。

二十四節季では、一年で最も寒い季節とされています。

動物も冬眠の季節。

古代中国の養生法では、自然に従った生活の大切さを説いています。

冬は天地の気が閉ざされ、水は凍り、地はひび割れ、陽光も淡い。だから早く寝て、日が昇るのを待って起きる。志は秘め、徳も見せびらかさず、多言を慎みなさい、と。







でも、今年は暖かいですよね。

かのんがある東京都調布市は、1月20日は最高気温13℃、最低気温2℃と予想されています。

つい最近まで、半袖姿の人を見かけることもありました。

電車や、建物の中は暖房が行き届いていて、薄着でも問題ありません。

むしろ、暑いくらいで、冷たい食べ物や飲み物が欲しくなる時もあります。

1月16日に発表された気象庁の予想でも、22日頃から東北から沖縄・奄美まで、平年の気温より高い確率が高くなっています。寒暖の差はあるものの、まだまだ暖かい日は続きそうです。


でも、だからといって油断は禁物です。

平安時代に書かれた日本最古の医学書「医心方」には、「冬、急に熱くなったり、夏、急に涼しくなった時には、決して喜んではいけない。この禁忌を犯せば、皆、疫病にかかる」とあります。中国の古典である「千金方」からの引用のようです。

現在、中国の武漢で原因不明の新型肺炎がパンデミック(世界的な大流行)寸前のようです。

まさに、疫病です。

昔から、異常気象とか気候変動は繰り返されていて、その経験が伝えられているのでしょうか?

原因不明の感染症ということは、ワクチン開発等には相当な時間がかかりそうです。


自分で自分を守るのに一番大切なのは、体の防衛機能である免疫力を上げることです。

そのためには、暖かくても「体を冷やさない、乾燥させない」生活を心がけた方がよさそうです。体を温める食べ物や飲み物、うがいや部屋の加湿の工夫ができると良いですね。


セルフケアも大切ですが、定期的な心身のメンテナンスもお勧めです。

サウンドヒーリングや経絡治療による、免疫力アップの施術が効果的です。知らず知らずのうちに崩れた心身のバランスを整え、全身の気血水がスムーズに流れることで細胞が元気になります。




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